本年卒業する卒業生の皆様、人生の新たなページに踏み込まれたこと、おめでとうございます。2024年三田会の会長(代表幹事)に就任いたしました、山田健太です。
2024年三田会は、165三田会とも呼ばれます。「165三田会とはなんぞや…」と思われた方に向け、簡単にその背景をご紹介いたします。慶應義塾では、卒業生を塾員と呼び、塾を離れたものではなくあくまでも社中(義塾関係者の総称)の一員として捉えます。そして塾員が様々な形で仲間と繋がる制度が「三田会(OBOG会)」です。165三田会とはその三田会の一種であり、2024年の3月と9月に卒業する塾生が加入する2024年三田会のことで、卒業年次による仲間たちの集いになります。慶應義塾の創立年から数え2024年は165年にあたることから、165三田会と呼ばれることがあるわけです。すなわち、今年卒業する貴方は、165三田会の仲間なのです。
今年卒業する私たちは、コロナ禍という見えない敵との戦いの連続でした。式典がなくなったり、友人と対面で会えなかったり、授業システムが複雑だったり…。「ただ普通に大学生活が送りたいんだ」と思ったことも少なくないでしょう。しかし私たちは決して諦めませんでした。不自由な中ではありましたが、Zoomを活用したり、オンラインで勉強を支え合ったり、自分たちなりの工夫でこの難局を乗り越えました。
これからはその分、伸び伸びと活動をしていきましょう。毎年10月の第3土曜日頃に開催される慶應連合三田会大会を始め、同級生と顔を合わせ、時には仕事に役立つような企画をして参りたいと思いますので、ぜひ一緒に盛り上げていただけると幸いです。少しでも私たちの縁を絶やさず、その繋がりが皆様の助けになるよう本会が支えます。
最後になりますが、お困りの際はいつでもお声がけください。同じ会の仲間として、助け合っていきたいと考えております。ぜひこれからも社中の一員として、共に手を取り合い、より良い社会を作る一因となれるよう、どうぞよろしくお願いいたします。